2024年度 溶接学会春季全国大会シンポジウム

株式会社ウェルディングアロイズ・ジャパン(以下、当社)は、2024年4月22日に溶接学会2024年度春季全国大会シンポジウムで発表を行いました。

「木質系バイオマス発電ボイラにおける溶接・溶射技術」についての技術発表です。

バイオマスとは動植物に由来する生物資源の総称であり、木質系バイオマスは発電用ボイラの燃料として近年利用が進んでいます。

燃焼時にCO2を排出しますが、元々大気中にあったCO2を吸収したものであるため炭素中立な燃料とされています。

各種バイオマスボイラでは、高温環境・燃料の性状により様々な損傷が発生します。

ボイラを安定稼働するために定期的なメンテナンスが必要であり、メンテナンスには相応の時間がかかります。

しかし、近年は稼働率を高めるために、メンテナンス間隔の長期化とメンテナンス期間の短縮が求められています。

当社は上記のような要望に応えるために溶接・溶射の技術の向上を期しています。